ヤマトに続いたのがガンダムであり、その後「超時空要塞マクロス」も生まれた。エヴァ以降も「涼宮ハルヒの憂鬱」「魔法少女まどか☆マギカ」「TIGER＆BUNNY」など超大作と言われるSFアニメも生まれたが、内容はともかく、社会現象になったとは言い難い。最近では「進撃の巨人」「鬼滅の刃」のメガヒットが記憶に新しいが、漫画原作であるという点で３作品とは同じ土俵では語れない気がする。
大人アニメというジャンルを確立したのがヤマトだとすれば、それを確固たる地位にしたのがガンダムだと言っても差し支えないだろう。それらを昇華させ、やりたい放題やったのがエヴァだと言えよう。つまりは全ての始まりはヤマトであり、それに続くガンダム、エヴァが存在しなければ、今日のジャパニメーションも生まれなかったと言っても過言ではないだろう。ただ、これらのに続く作品が生まれていないという現状を憂う。同時に今後に期待したい。
文・撮影 SHIN