レトロニュース一覧

ガマの油り 下駄の歯入れ屋 写真で見る昭和の仕事

 近年、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」の登場などにより、仕事の現場が変ぼうを遂げようとしている。ITC(情報通信技術)が急速に進化を遂げる中で、多くの仕事が消滅するだろうと言われている。生活や価値観が大きく変化していった昭和の時代にも、技術革新によって多種多様な仕事が現れては衰退し、街角から消えていった。今ではほとんど見かけることがなくなった「昭和の仕事」に焦点を当てた写真展「失われゆく昭和の仕事―戦中・戦後の街頭風景―」が東京・九段下の昭和館2階ひろばで開催されている。6月30日まで。

超特急「燕」誕生〜新幹線開業までを辿る企画展

 新幹線の開業より34年も前の1930(昭和5)年。東京と神戸とを結ぶ特急「燕」が誕生した。同区間の所要時間を2時間以上も短縮する9時間を切る速度で走ったことから「超特急」と呼ばれた。第二次世界大戦により、一時的に姿を消したが、戦後「つばめ」と改称して、再び走り始めた。

漫画家デビュー50周年 槇村さとる初の原画展

 ポジティブに活躍する女性たちと ダイナミックなダンスを主題とした作品で知られる少女マンガ家・槇村さとるさん初の原画展「デビュー50周年記念 槇村さとる展ー『愛のアランフェス』から『おいしい関係』『モーメント』までー」が東京・根津の弥生美術館で開かれている。3月31日まで。