知識と経験を元に文字や写真で時代をつなげたい
古本センター(東京・吉祥寺) retroism〜article219〜 常に時代は積み重なっていく。まるで、地層のように少しずつ……。...
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紙とインクなどの混ざり合った独特な香りに包まれる店内。本棚や積み本にあふれる店主のセンス。貴重な全集や初版本、絶版本、入手困難な雑誌のバックナンバーなどなど。目の前にワンダーランドが広がる。運がよければ、掘り出しモノに出合えるかも。さあ、宝探しに出かけよう!
古本センター(東京・吉祥寺) retroism〜article219〜 常に時代は積み重なっていく。まるで、地層のように少しずつ……。...
オヤジの聖地・新橋。 日夜、酒に酔ったオヤジたちがくだをまき、ストレスを発散させている光景が見られる。中でもテレビの街頭インタビューなどでおなじみの駅西口前S L広場に建つニュー新橋ビルは、街の代表格と言えるだろう。再開発の予定もある。しかし、そもそも新橋にタワービルは似合わないと主張したいが、いかがだろうか。
古本屋巡りは宝探しのようなものだ。 ご存じのように、よっぽどのロングセラーでない限り、本は絶版となり、倉庫に残ったものは断裁される。そうなると、買い手としてはやっかいだ。在庫が残っている本屋を探すか、古本屋に当たらなければならない。当然、新品では手に入らないため、プレミアがつくこともしばしばだ。
我々は「時間」の中で彷徨(さまよ)っていると言える。常に意識しているわけではないが、会社にいくとき、クライアントとの約束、友人との待ち合わせなど、日常においても時間の存在を認識する状況はあるが、そんな中で最も楽しいことのひとつは、旅にまつわる「時間」だろう。
「少し前までは、わりかしたくさん残っていた看板建築も、ずいぶん減ってるの。寂しい気もするけど、時代だからしょうがないわよね」 数年前に閉店した額縁の店「優美堂」を撮影していると、近所で店を営むというの品のいい初老の婦人が話しかけてきた。
「吾輩は猫である」は、夏目漱石の処女作である。初版本は1905(明治38)年に出版したが、驚くべきはその豪華な装丁。誕生した裏には、漱石のヨーロッパでの体験があったと言われている。
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