
活版印刷の懐かしい音をBGMにカフェでまったり
「ガッチャンガッチャン」と、リズミカルで心地よい音が店内に響きわたる。印刷された紙が一枚ずつパサっと引き抜かれていく。今となっては、滅多に聞くことができなくなった印刷工場ならではの音だ。
visiting old, learn new
昭和の建築物、下町の町工場、路地裏の風景……。次世代に残したい貴重な物事を世界レトロ遺産として編集部が勝手に認定。選りすぐりの死ぬまでに行きたい昭和のレトロ遺産を紹介する。
「ガッチャンガッチャン」と、リズミカルで心地よい音が店内に響きわたる。印刷された紙が一枚ずつパサっと引き抜かれていく。今となっては、滅多に聞くことができなくなった印刷工場ならではの音だ。
中古タイヤ市場 相模原店(相模原) retroism〜article204〜 何十年かぶりに、懐かしい友に再会したような気分にな...
青い車体に真っ白な制服が格好良かった。そんなブルートレインの車掌に憧れた。両親の実家が共に佐賀県だったので、小学生の頃は夏休みになると、家族で泊まりに行った。新幹線は新大阪(1972年に岡山、75年に博多まで延伸)までの時代、子供にとって夜汽車の旅は楽しい記憶しかなかった。線路の継ぎ目を通るたび「ガタン、ゴトン」というリズミカルな音と適度な揺れが硬い寝台車のベットにもかかわらず、スッと眠りへと誘ってくれた。
思い出は香りと共にある。 在りし日の遠い記憶が呼び覚まされる。うれしかったこと、時には思い出したくもないこともあった。脳裏には当時の風景、音、心象風景などありとあらゆるものが蘇ってくるのだ。
お正月の定番料理といえば「おせち」だ。 大みそかの夜から元旦にかけて、こたつや大きなちゃぶ台でおせちを囲み親戚一同が集まり、食べて飲むのが昔ながらの正月の過ごし方だった。しかし、そんな風景も、核家族化の中でずいぶん様変わりした。同時に、おせちの有り様(よう)からその意味合いまで、昭和の時代とは異なってきた。
トキワ荘通り昭和レトロ館(東京・南長崎) retroism〜article181〜 「一昨年前までは、南長崎ニコニコ商店街と言ってたん...
コラム其ノ拾捌(特別編) retroism〜article175〜 昭和の時代には、「おめかし」して行く場所が今より多かった気がする。...