
レトロ自販機が大集結「シュポ」と栓抜き体験も
中古タイヤ市場 相模原店(相模原) retroism〜article204〜 何十年かぶりに、懐かしい友に再会したような気分にな...
visiting old, learn new
ハンバーグにオムライス、スパゲティナポリタン……。子供の頃に食べた懐かしい味を今なお守り続けている洋食屋に案内する。高級なフレンチや和食の名だたる店、流行(はや)りのグルメなどに飽きたら、古き良き昭和の味に舌鼓を打ってみてはいかがだろうか?
中古タイヤ市場 相模原店(相模原) retroism〜article204〜 何十年かぶりに、懐かしい友に再会したような気分にな...
「『日本の洋食』っていうのは、西洋料理と和食のいいとこ取りなんですよ」 1963 (昭和38)年にオープンした「新宿アカシア」の三代目・鈴木祥祐さんが、穏やかな表情でゆっくりと話し始めた。
かつて、ダイハツ・ミゼットで、東京・駒沢公園にやってくるかき氷屋がいた。 車の主は、石橋信太郎さん(以下おじちゃん)。東京・三軒茶屋にある「氷 石ばし」の主人だったその人である。もともとは氷の問屋を始め、後にかき氷も商った。
「最初は継ぐつもりはありませんでした。でも、病に倒れた父親がボソッと言った『何とかやってもらえねーかな〜』って言葉に心が動いちゃって」
巣鴨は平成初期までちょっとした歓楽街だった。洋食屋「フクノヤ」主人・小黒准司さんが、当時の様子を伝える。「以前は、うちの店がある一帯は、一般の人が歩く場所ではありませんでした。ピンクサロンのメッカで、数十件はありましたね」
子供の頃、どんなものにワクワクしただろう。憎き敵をやっつけるウルトラマンや仮面ライダー、野球が好きなら王貞治や長嶋茂雄、漫画・アニメならあしたのジョーや巨人の星などなど、気持ちを高揚させるモノは人それぞれあった。食べ物に関してはやはり洋食に勝るものはない。すしやうなぎに心弾ませる子供はあまりいないのではないか。彼らはスッポン鍋に、「わーい」と声を上げないし、懐石料理や精進料理を本気で食べたいとは思わない。ラーメンやチャーハンは子供ながらにうれしいが、ウキウキ感はそれほどない。
お世辞にもきれいとは言えない外観。特に、「かどや」と大きく書かれた入り口上部は、ところどころ塗装が剥がれたままになっている。