
なぜか知らねど ご当地ソングに思いをはせてみた
最近とんと耳にしなくなった歌に「ご当地ソング」がある。理由ははっきりとは分からないが、日本全国、行こうと思えば、日帰りできるほど、交通網が発達していることが、理由の一つかもしれない。また、インターネットの発達とともに、地方の景色や様子を見られることで、実際に旅をしているような気分になれることも関係しているのではないだろうか。
visiting old, learn new
「歌は世につれ世は歌につれ」。耳に馴染むメロディー、心に染みる歌詞。歌い継がれる名曲は令和という時代になっても色褪せないどころか輝きを増しているようだ。松田聖子、中森明菜、チェッカーズ……。そっと扉を開ければ、懐かしいあの頃が蘇る!
最近とんと耳にしなくなった歌に「ご当地ソング」がある。理由ははっきりとは分からないが、日本全国、行こうと思えば、日帰りできるほど、交通網が発達していることが、理由の一つかもしれない。また、インターネットの発達とともに、地方の景色や様子を見られることで、実際に旅をしているような気分になれることも関係しているのではないだろうか。
「歳を重ねて、クラシックやジャズのファンになって、そればかり聴いている人だって、『若い頃は、歌謡曲を聴いていたでしょう。わりと好きだったでしょう』と言いたいんです」 東京・新宿にある「ユニオンレコード昭和歌謡館」の杉本博士店長(当時)のこんな言葉を思い出した。
3313アナログ天国(東京・下北沢) retroism〜article194〜 1960〜80年代のロック、ブラックミュージック、ポッ...
人間の発する声には、不思議な力がある。メロディーと歌詞が加われば底知れない力となり、合唱することで、場の空気は特殊な世界へと変わっていく。そう実感できるのが、東京・高田馬場にある「歌声喫茶 ともしび」だ。
ほんの小さな写真が、ある人にとっては、大切な一枚になる。写真とは本来そういうモノだし、プロマイドも然(しか)りだ。
「洒落(しゃれ)ている」という表現は奥が深い。格好がいいとか、垢抜けているとか、魅力的だという意味でも使われる。東京都渋谷区にある「代々木ミルクホール本店」は、まさに「洒落た」居酒屋と言えるだろう。いたる所に、昭和を匂わせるモノや仕掛けが施されていてゾクゾクするほど楽しい酒場なのだ。
ある物事や言葉に対しての受け取り方は人それぞれである。時代によっても意味合いが違ってくる。そんなことを改めて考えさせてくれたのが、「早稲田大学レトロ研究会」の面々である。