
「音楽とレコード愛」 父から子へ受け継がれ
月光社(東京・荻窪) retroism~article268〜 父から子へと受け継がれた感性を残しながらひっそり佇(たたず)む東京・荻...
visiting old, learn new
レコード針を盤に落とす瞬間のドキドキ感。より良い音を求めてアンプやスピーカーを買い換えたり、ケーブルを交換したりするのも楽しみ方のひとつだ。勢いあまってジャケ買いするのも面白いかもしれない。特に若い世代がレコードやカセットテープに注目しているという。いまアナログが新しい!
月光社(東京・荻窪) retroism~article268〜 父から子へと受け継がれた感性を残しながらひっそり佇(たたず)む東京・荻...
今や手元にあるスマートフォンの上で指をササッと滑らせるだけで、いつでもどこでも音楽再生は可能だ。しかし、オープンリールや8トラックなどが主流だった昭和30年代後半以降、音楽の聴き方は革新的な変化を遂げた。1963(昭和38)年に登場したカセットテープである。軽量コンパクトなカセットテープは瞬く間に普及していった。
「歳を重ねて、クラシックやジャズのファンになって、そればかり聴いている人だって、『若い頃は、歌謡曲を聴いていたでしょう。わりと好きだったでしょう』と言いたいんです」 東京・新宿にある「ユニオンレコード昭和歌謡館」の杉本博士店長(当時)のこんな言葉を思い出した。
3313アナログ天国(東京・下北沢) retroism〜article194〜 1960〜80年代のロック、ブラックミュージック、ポッ...
「ライブラリーカフェ。レコード図書館という意味合いで命名しました」 東京・雑司が谷にある「ビブリオ・クラシック 珈琲と紅茶」店主の新倉裕三さんが説明する。ビブリオ(ビブリオティック)は、フランス語で図書館を意味する。
小さなドアを開けると、薄暗い店内に大音量でジョン・コルトレーンが響きわたっている。
静寂の店内。数多(あまた)のレコードが並んだ棚から1枚を選び、ターンテーブルに乗せ、そっと盤に針を落とす。