
60〜80年代のレコード1万枚 音楽で繋がる場に
3313アナログ天国(東京・下北沢) retroism〜article194〜 1960〜80年代のロック、ブラックミュージック、ポッ...
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レコード針を盤に落とす瞬間のドキドキ感。より良い音を求めてアンプやスピーカーを買い換えたり、ケーブルを交換したりするのも楽しみ方のひとつだ。勢いあまってジャケ買いするのも面白いかもしれない。特に若い世代がレコードやカセットテープに注目しているという。いまアナログが新しい!
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「ライブラリーカフェ。レコード図書館という意味合いで命名しました」 東京・雑司が谷にある「ビブリオ・クラシック 珈琲と紅茶」店主の新倉裕三さんが説明する。ビブリオ(ビブリオティック)は、フランス語で図書館を意味する。
小さなドアを開けると、薄暗い店内に大音量でジョン・コルトレーンが響きわたっている。
静寂の店内。数多(あまた)のレコードが並んだ棚から1枚を選び、ターンテーブルに乗せ、そっと盤に針を落とす。
スピーカーから流れてくる音は、全てを包み込んでくれるように優しい。まるで、悲しみに暮れたとき優しく背中をなでられているような、何かがうまくいって、喜びのあまり腕を突き上げたときに、肩をポンとたたかれたような気分だ。
音楽の力は、計り知れない。美しいメロディーに癒され、優しい歌詞が琴線に触れる。時には、力強い演奏や魂を揺さぶられるようなボーカルが高揚感をもたらすこともある。しかしそれだけではないことを、横浜・野毛にある「ちぐさ」は証明した。
日本人の我々から見れば、アメリカで作られたプロダクトや食べ物に至るまで、何でもかんでもデカく感じられる。 一番わかりやすいのが車だ。一昔前の映画を見ると巨大なサルーンを小柄な婦人が運転しているシーンを度々目にする。食べ物もしかり。小さなハンバーガーやステーキも、そこには登場しないのだ。音楽を再生する機械としては、ジュークボックスが代表格だろう。横浜・本牧にある「FLAT4」は、ヴィンテージ・フォルクスワーゲンの専門店だが、年代物のジュークボックスをメインに新品も扱う個性的な店である。