昭和館(東京・九段下)
retroism~article246~
名取洋之助をはじめ、土門拳、藤本四八、小柳次一ら日本の報道写真界をけん引した写真家たちの戦前から戦中の作品40点を展示している写真展「写真家たちがみつめた戦前・戦中」が東京・九段下の昭和館で開催されている。10月27日まで。
「写真家たちがみつめた戦前・戦中」のチラシ(表)
昭和館の開館25周年を記念したもので、会場内には、「出征兵を『万歳』で見送る」(昭和12年、土門拳撮影)や「東京朝日新聞社の電光ニュース掲示板」(同14年、藤本四八撮影)、「勤労動員中の女学生たち」(同19年、同)など戦前・戦中の様子を写した作品が並んでいる。