新宿駅を学ぶフィールドワーク バックヤードへも

「鉄道開業150年記念企画 新宿駅フィールドワーク〜進化を続ける世界一の駅 新宿」

retroism〜article196〜

 ロマンスカーミュージアムの学芸員や新宿駅員が案内役となり、新宿駅やまちの歴史などをフィールドワークしながら学ぶイベント「鉄道開業150年記念企画 新宿駅フィールドワーク〜進化を続ける世界一の駅 新宿」(同ミュージアム主催、小田急新宿駅、JR新宿駅共催)に参加した。集合場所になった小田急ホテルセンチュリーサザンタワー21階の窓から眼下に広がっている新宿は「大都会」と呼ぶにふさわしい景観だ。


(上)ロマンスカーのホームといえばこの窓。小田原の寄木細工を模したデザインだ(下)小田急線の1番ホームにある「0キロポスト」(スタート地点)

 「東口のルミネエスト新宿あたりに初代の駅舎ができました。開業した当時は、街の中心だった宿場町の内藤新宿からは離れていたため、利用者は1日50人ぐらいだったと言われています。元々四谷4丁目から新宿3丁目の伊勢丹のあたりまで栄えていた内藤新宿付近に建てたかったようです」。同ミュージアムの学芸員・知野芙佑子(ふうこ)さんが解説する。乗降客が多くなるほど車両の長さは長くなった。それに合わせるかのようにホームの長さも変わっているのがわかる

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