風景写真の巨匠愛用のカメラがズラリ

竹内敏信コレクション展(東京・一番町)

retroism〜article57〜

 魂を揺さぶる桜の写真をはじめ美しい日本の原風景と35ミリカメラ。写真家・竹内敏信氏を語る上で、必ず思い浮かぶ言葉だ。加えて、竹内氏はクラシックカメラのコレクターでもある。

 竹内氏のクラシックカメラコレクションとそれらを駆使して撮られた作品が同時に見ることができる特別展「竹内敏信コレクション展〜時をこえたカメラと風景〜」が、東京・一番町の「日本カメラ博物館」で、2020年3月31日〜6月28日に開催される。

1947(昭和22)年に製造された2眼レフ・アメリカの名機アンスコ オートマチック レフレックス

 風景写真を撮る機材として大判や中判カメラが常識と思われていた頃から、機動性を重視して35ミリカメラを好んで使用した竹内氏。写真表現においても新たな境地を開拓した、現代写真界の重鎮である。

ソビエト製のフェド-3、ライカのコピー機種だ 

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