江ノ電をBGMに古民家で良質なアンティークを
時代を経た民家と商品から、店主のセンスがにじみ出る。「シンプルなものを集めました」と言うのは「R-OLD FURNITURE」の吉川淳也さんだ。
visiting old, learn new
時代を経た民家と商品から、店主のセンスがにじみ出る。「シンプルなものを集めました」と言うのは「R-OLD FURNITURE」の吉川淳也さんだ。
コーヒーの香りと紫煙がゆるやかな曲線を描く。喫茶店に似合うのは、そんな風景だし、ないと様にならない。「コーヒーを飲むと、たばこが吸いたくなりますよね」 。「レスポアール」のマスター飯島光男さんがそう言ってほほえんだ。
人生で必要なことはすべて「寅さん」で学んだ。 山田洋次監督は、「男はつらいよ」シリーズの中に、あらゆる要素を詰め込んだ。「人情」だとか「人の優しさ」は言うに及ばず、「業」までも彼はスクリーンの中に描いて見せた。映画全体を包んでいたのは、人間の営みに対するいとおしさだ。
週末は、昭和へとタイムトラベル! 今回で10回目を迎える「昭和レトロ市 蚤(のみ)の市」が東京・人形町の綿商会館で、2月22日(土)と23日(日)に開催される。
「レトロは楽しいですよ。懐かしさに胸がキュンっとなります。子供の頃の思い出と一緒にあるからですかね」。東京・柴又の最もにぎやかな場所から、ほんの少しだけそれた場所にある「喫茶セピア」。入り口に立つと、かつての少女マンガに出てきそうな店内にココロが踊る。店を営むのは長谷沢貴世子さんである。
ひとりの力では作り得ないものがある。「創業100年超」という歴史も、何人もの手を経て磨かれ、培われて初めてなし得ることだ。1914(大正3)年創業の「柳田写真館」は、現館主・柳田隆司さんの祖父・浅次郎さんが始め、100年を超えて今も生き続ける。神奈川・横須賀の丘の上で、地域の人たちと繋がりながら、彼らの人生のひとコマひとコマを活写し続けてきたのだ。
かつて「ドヤ街」と呼ばれた街に、その店はたたずむ。 山谷酒場は、いろは会商店街にある。オープンは、2018(平成30)年の9月。新しい店だ。