同潤会代官山アパートを復元 団地の歴史を後世に

 蓮根団地は、URが日本住宅公団と呼ばれていた頃の初期の団地で、ダイニングキッチンと二つの寝室を持つ間取り、いわゆる2DKの代表格になり、多くの人々の憧れになっていった。以後、衛生上の問題もあり、寝食が分離される間取りが標準的になった。当時の人にとっては夢にまで見た憧れのダイニングキッチン。戸棚は作りつけ。この風景は、明治にはもちろん大正にも昭和初期にもなかった風景。だんだん今の生活に近づいてきていることがわかる展示だ入り口のすぐそばにはコンパクトなキッチン。作りつけの食器棚は便利そうだ

足を曲げないと肩までつかれないほどのコンパクトな家
風呂。左下に見えるのがお湯を沸かすためのガス栓。
小さな蓋(ふた)の中は、上がり湯を溜めて置く場所

収納スペースも割と広く確保されている。左は各家庭にあった茶箱。衣類などを入れることが多かった

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