名作「パックマン」がハイチュウとコラボ!?

 遡ること1971(昭和46)年、世界初のコイン投入型ビデオゲーム「コンピュータスペース」が発売されゲームセンターの黎明期が始まる。当初、ゲームセンター(和製英語)という言葉は存在せず、「デパートの屋上」が、アーケードゲームの聖地だった。同時に、遊園地、ボウリング場、地方のホテルなどにある娯楽コーナーにも少しずつゲームが置かれるようになる。76年に「ブレイクアウト」(ブロック崩し)がブームを起こし、78年には「スペースインベーダー」が社会全体を巻き込んだ大ブームを巻き起こした。

ハイチュウミニ通常ステージ

 大抵のブームは、社会現象と社会問題という二つの側面を持ち合わせている。スペースインベーダーのブームも例外ではなかった。未成年者による恐喝、盗難事件が増加し、ゲームセンターは不良の溜まり場、不健全な場所として、マスコミからのバッシングにさらされ、2年弱続いたブームは一気にしぼみ、ゲームセンターの閉店が相次いだ。そんな頃、80年に登場したのが、パックマンだったのである。

 パックマンは、まずアメリカで火がついた。ゲームのみならず、キャラクターグッズが販売され、アニメ化され、レコード化されるなど、大ブームを巻き起こす。アーケードゲーム、テレビゲームの黎明期にさん然と輝くシンボル的存在へと急成長を遂げた。

キャラメルミニ通常ステージ

 そのパックマンが、森永製菓とのコラボで蘇った。「ハイチュウミニ」と「キャラメルミニ」の食べ合わせを楽しむチューイングキャンディのリニューアルに合わせ、それをモチーフにしたブラウザゲーム「森永パックマンミニ」が生まれた。このゲームには、森永ならではのこだわりも盛り込まれている。画面に現れるゴーストのデザインが、実にシンプルで可愛らしいのだ。

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