レトロ散歩 其ノ弐
無料WEBマガジン。人の温もりを感じさせる昭和の文化、生活、モノ、風景など次世代に残したいレトロな情報を発信します。
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戦中・戦後であろうとも、少年雑誌に描かれたSFの世界や冒険物、未来の想像図などは、子どもたちの憧れであり、彼らを夢中にさせた。
お世辞にもきれいとは言えない外観。特に、「かどや」と大きく書かれた入り口上部は、ところどころ塗装が剥がれたままになっている。
人は過ちを犯す。最たるものは、我々人類が起こした戦争だ。大切なのは、自らの愚行を反省し、より良い未来の糧にすること。それを教えてくれる場所が、東京・九段下にある「昭和館」である。
時代を経た民家と商品から、店主のセンスがにじみ出る。「シンプルなものを集めました」と言うのは「R-OLD FURNITURE」の吉川淳也さんだ。
コーヒーの香りと紫煙がゆるやかな曲線を描く。喫茶店に似合うのは、そんな風景だし、ないと様にならない。「コーヒーを飲むと、たばこが吸いたくなりますよね」 。「レスポアール」のマスター飯島光男さんがそう言ってほほえんだ。
人生で必要なことはすべて「寅さん」で学んだ。 山田洋次監督は、「男はつらいよ」シリーズの中に、あらゆる要素を詰め込んだ。「人情」だとか「人の優しさ」は言うに及ばず、「業」までも彼はスクリーンの中に描いて見せた。映画全体を包んでいたのは、人間の営みに対するいとおしさだ。