ガマの油り 下駄の歯入れ屋 写真で見る昭和の仕事

 刀で紙を切りながら、「一枚が二枚、二枚が四枚…」という口上で有名なガマの油売り、すり減ったり、ぐらついたりした下駄の歯を交換、修理する下駄の歯入れ屋、お祭りや小学校などの横で露店を出していたひよこ売りーー。他にも、体の前後両方に宣伝用の看板を掛けて、街を練り歩くサンドイッチマン、戦後の闇市の屋台、手車によるごみの収集​​​​、ふるいを肩に担いで売る行商人など昭和の時代に隆盛を極めた街角の商売を当時の写真で紹介している。

サンドイッチマン=東京都で昭和23(1948)年
11月17日、米国国立公文書館提供、昭和館蔵

 午前10時から午後5時半(入館は午後5時まで)。毎週月曜日は休館(4月29日、5月6、27日は開館)。入場無料。問い合わせは、昭和館03・3222・2577。

【レトロイズム編集部】