昭和30年代のたばこ屋の写真を展示 店頭再現も

たばこと塩の博物館(東京都墨田区)

retroism〜article231〜

 幕末・明治初期から昭和期にかけてのたばこの販売と流通の歴史の変遷を紹介する特別展「たばこ屋大百科 あの店頭とその向こう側」が東京都墨田区のたばこと塩の博物館で開かれている。4月7日まで。

 1980年代のたばこ屋「浜田屋」(千葉県)の店頭の様子

 たばこ屋といえば、ショーケースの上にカウンターを備えた店舗を思い浮かべる人も多いだろう。日本各地に似たような店舗が広まった背景には、1904(明治37)年にたばこが専売制度となり、専売局から指定を受けたものだけが販売できる仕組みになったことが挙げられる。

専売局から小売店への配送。名古屋地方専売局「タバコに関する展覧会記念写真帖」から=1932(昭和7)年

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