昭和30年代のたばこ屋の写真を展示 店頭再現も

 同展は、たばこ屋の写真、看板やノベルティ、帳簿など約140点の資料を展示しながら、当時の様子を振り返る内容となっている。また、1937(昭和12)年に喜劇俳優の岸井明と歌手・平井英子がデュエットして大ヒットした曲「タバコやの娘」や、同展のために取材した墨田区東向島のたばこ屋の一日も紹介している。

昭和前期発売の専売局製たばこ。響(左)は口付き、暁(中央)、光は両切り

 3月31日には、谷田有史・元同博物館主任学芸員による講演会「看板とパッケージに見るたばこ屋の歴史」(はがきによる事前申込制)が開催されるほか、4月6日には、寄席・立川志の春「紅白煙合戦」(同)も行われる。

 東京都墨田区横川1−16ー3。開館時間:午前10〜午後5時(入館は午後4時半まで)。入館料:一般100円(20人以上の団体50円)、小中高校生、満65歳以上50円(同20円)。休館日:毎週月曜日。問い合わせは、03・3622・8801。

【レトロイズム編集部】

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