明治〜昭和のSP盤一堂に 幻の笠置シヅ子作品も

 同企画展では、明治から昭和のレコードとそのデザインに着目。戦前〜戦後音楽の復刻CDをリリースするレーベル「ぐらもくらぶ」代表・保利透さんの貴重なコレクションを中心に、夢二の詩で現代まで歌い継がれる「宵待草」、忠犬ハチ公の鳴き声を録音した「純情美談『忠犬ハチ公』」をはじめ、明治時代から戦前期にかけてのSPレコードや、夢二画の楽譜表紙絵、歌詞カード、ポスターなど200点を展示。戦後に「ブギの女王」として一世を風靡した笠置シヅ子の幻のデビューレコード「恋のステツプ」も。16日には同企画展担当学芸員が展示解説をギャラリートークも行われる。


 

(上)セノオ楽譜「宵待草」。画・竹久夢二=1934年
(下)藤原義江が歌った宵待草のレコード
=1928 年 

 東京都文京区弥生2−4−2。休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日が休館)。開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)。入館料:一般 1000円、大学・高校生 900円、小中学生500円(弥生美術館と併せて観覧可)。問い合わせは03・5689・0462。

【レトロイズム編集部】

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