六角橋商店街大通り、ふれあい通り(横浜・白楽)
retroism〜article223〜
300㍍の細い商店街には、(第二次世界大戦)終戦直
後を思わせる風景がちらほら。「一応屋根があるから雨
の日の人通りは増えるよね」と「かずさや」の小澤さん
天井からぶら下がるちょうちんがところどころに、まるで打ち捨てられたように残っている。なんとか後世に歴史を残そうと頑張っているようにも見える
(上)商店街ができてから、5回の火事に見舞われ、20軒が一
度に燃えたこともあった。その度に修復を繰り返し、アーケード
の天井は、その時代にあった素材が使われている(下)鉄枠を使
い、厚めの布のようなもので覆われた屋根もある。上を見ながら
歩くと、その時代にタイムスリップしたような気分にさせられる
樋(とい)はつぎはぎで、その役目を果たしているのかさえも疑問だ。しかし、地元の人たちは、愛おしむように使い続ける。単に取り替えるのが面倒なだけかもしれないが⁉︎
数カ所にみんなが使えるトイレが設置されている。公衆トイレの
イメージからは想像できないくらいほどきれいに掃除されている