令和の若人に昭和の元気と活気、情熱を届けたい
館内に入った瞬間に伝わってくる不思議な「熱」は、まごうことなき昭和という時代が持っていたそれだ。1800年代の終わりから、1945年(昭和20)年8月15日、第二次世界大戦に負けるまで、日本は戦争に明けくれた。勝っているうちはまだ良かったが、近現代の大きなうねりの中で初めて敗戦という苦汁を飲まされた。しかし、日本人のすごさはそこから発揮されることになる。
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館内に入った瞬間に伝わってくる不思議な「熱」は、まごうことなき昭和という時代が持っていたそれだ。1800年代の終わりから、1945年(昭和20)年8月15日、第二次世界大戦に負けるまで、日本は戦争に明けくれた。勝っているうちはまだ良かったが、近現代の大きなうねりの中で初めて敗戦という苦汁を飲まされた。しかし、日本人のすごさはそこから発揮されることになる。
時代の本質は、暮らしの中にある。「昭和のくらし博物館」が提示するのは、そんな極めて根源的で普遍の真実だ。
正月の風景には、懐かしいものがたくさんあった。平成、令和と時代が移ろい、それらは年を追うごとに姿を消しつつある。
電話は、ごくありふれた機器だ。誰の家にもあったし、一人一台の時代はとうに一般化している。ただ、固定電話しかなかった昔と携帯電話(スマートフォン)が主流の今とは、はっきりとした違いがある。なにか行動を起こす時の気軽さとストレスの質量だ。
物がたくさんあることは果たして、幸せなのだろうか? 子供の頃の遊びを振り返る時、そんな疑問が心に浮かぶ。昭和30年代から40年代にかけて、今と比べれば、物資に乏しかった。
新宿はあらゆる文化の発信基地だ。「新宿歴史博物館」を回覧すると、それが今に始まったことではないことがよくわかる。館内では興味深い資料を基に見応えのあるジオラマやレプリカを通して、その歴史を見るものに語りかける。
「たばこは文化である」と言ったのは劇作家の山崎正和氏だ。小説家・開高健は「人生は煙とともに」と、インタビューで答えている。