その盛り上がりっぷりは、かなりのものだった。懸賞金までついた。生け取りすれば100万円、抜け殻でも30万円が贈呈されると言うバカバカしさだった。ツチノコ都市伝説は、今でもしっかりと残っていて、現在でも、同村のホームページにツチノコについて解説してある。体長や体色の他、体型は「ビール瓶くらいの胴から三角形の頭がちょこんと出ている」と説明されている。また特徴が羅列してあり、これも思わずニヤリとさせられる。「大食家」「いびきをかき、瞬きをする」「垂直に立つ」「2㍍くらいジャンプする『説』もある」「有毒、無毒両方の説がある」特徴として書いてあるが、かなりあやふやなところも愉快だ。
ツチノコに遭遇したときの注意書きも記載されている。これもまた傑作である。「まずは慌てないこと。つまり冷静になって落ち着くことです」「息を殺してそっと近づきましょう」「二人で組になり挟み撃ちにする作戦が効果的です」捕獲したら、東白川村観光協会に連絡してほしい旨と、電話番号の記載もある。都市伝説はいまだに生きているのだ。
子供たちはユリゲラーよろしくスプーン曲げに興じていた