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子供は風の子 「昭和の原風景」記録の終わらぬ旅

 プロの写真家の多くは、自分の興味のある「テーマ」を持って常に追いかけている。自然であったり人であったり乗り物であったりさまざまであるが、共通点が一つある。彼らの作業は、まるで際限のない広い荒野の中で、一つの穴を愚直に掘り続ける行為を思わせるところだ。その先に何かがあると信じてシャッターを押し続ける。撮っている時点では結果は未知だが、彼らは、何かに突き動かされるように進んでいく。

鈴なり列車 夢の超特急 乗り物に見る昭和の暮らし

1872年(明治5年) に新橋ー横浜間で鉄道が開業してから今年で150年。 近代化する日本において、人々の生活が充実してきた理由の一つは、電車や自動車などの乗り物が登場し、行動半径が広がり、暮らしを便利にしたからである。これらの乗り物を通じて、昭和の暮らしぶりを写真で振り返る企画展「乗り物のある風景ー昭和の暮らしと交通事情」が東京・九段下の「昭和館」で開かれている。12月18日まで。