もともとこの企画は、女性ホテリエのプロジェクトチームによってスタートした。その想(おも)いは、64年からの歴史をもつ本物のホテルの「レトロかわいい」を伝えたいだった。実は、アデリアレトロも、製造元の石塚硝子の若手女性社員の発案。若く瑞々(みずみず)しいアプローチで、ホテルの新しい楽しみ方を提案している。秋本さんは言う。「『アデリアレトロ』のグラスやプラン限定のポスターやクッション、ベッドスローで、昭和を思いっきり満喫していただければと考えています」
タオルハンカチのお土産付き。アデリアレトロデザインの柄が懐かしい
「もはや戦後ではない」と言われて久しかった頃、日本人の底力が発揮された時代に、東京のど真ん中に建設された東京プリンスホテルは、高度経済成長の一つの象徴でもあった。その場所で、今改めて当時を振り返るのは感慨深い。その場を提供したホテリエたちに、心からの喝采を送りたい。
アクリルキーホルダーが当たるカプセルトイ(通称ガチャガチャ)も楽しい
2万2300円(1室2名利用時1人当たり)。問い合わせは、同ホテル宿泊予約係03・3432・1111。
【レトロイズム編集部】