みんなの憧れだった家電に見る昭和の暮らしぶり

 技術は驚くほどの勢いで進歩し、インフラの整備に背中を押されるように、あらゆる家電製品が生まれていく。普及が本格化したのは昭和30年に入ってからだった。テレビ、洗濯機、冷蔵庫は「三種の神器」とも言われ、当時の人たちにとって、家電は、暮らしを豊かにするだけではなく、新しい時代のライフスタイルを手に入れる、まさに「憧れ」の道具となったのである。今回の企画展は、家電と「昭和の暮らし」を紹介しながら、日本人が振り絞った英知の歴史を垣間見ることもできる展示となっている。

1930(昭和5)年製の日本初の電気
洗濯機。洗濯物を絞るのは手動だった

 我々の暮らしに電気が欠かせないことは、誰でも熟知していることだ。しかし、空気のように、あまりにも存在が当たり前すぎるため、普段の生活の中では、つい忘れがちなのもの事実である。今回の企画展は、そんなことを改めて思い出し、暮らしと家電を考える絶好の機会になるだろう。 


昭和38年に東京・四ツ谷の公団住宅に住んでいたという設定の金子家(架空)の室内。当時、三種の神器と呼ばれた、テレビ、冷蔵庫、洗濯機が揃そろっていた

 地下1階企画展示室。開館は午前9時30分〜午後5時30分(入館は午後5時まで)。休館日は7月26日、8月10日(火)、23日(月)。入場無料。問い合わせは同館学芸課(03・3359・2131)

【レトロイズム編集部】

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