消えゆく正月の風習と非現実的な日常の光景

 とんと見られなくなったのは、車のフロントグリルに付けるお飾りだ。青玉と呼ばれる紙とナイロンを使ったものが主流だった。これら全ては、1月7日の松の内でお役御免となる。そんな日本の正月の風景は、忘却の彼方へと消えつつある。「古臭い」習慣である日本の正月の風景が見られなくなったのは、時代が変わったことを意味している。

 1月1日は家族でおせちを食べて過ごした。親戚が集まり、大人たちは酒を飲んで陽気に語らい、子どもたちは福笑いやすごろく、かるたなどに興じて歓声を上げた。なぜそれらが正月の遊びなのかは、正確には分かっていないらしい。しかし素直に考えれば、大勢でやったほうが楽しいこれらの遊びは、人が集まる正月にふさわしいと言える。

正月早々、腹を抱えて笑えたのが福笑 い。どんな芸人の漫才よりも面白かった

 凧(たこ)揚げは、日本の古き良き正月の風物詩だった。ルーツは、江戸末期まで遡ると言うが、今を生きる我々にとって、懐かしさとともに思い出す子供のころの一大イベントでもあった。

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