レトロニュース一覧

永遠の6歳「ペコちゃん」の魅力に迫る企画展

「ママの味」はどんなに歳をとっても忘れ難い。実際、大人になってからもあの優しい甘さが懐かしくなって思わずミルキーを買ってしまう人も少なくないはずだ。そのミルキーの商品キャラクターとして誕生した「ペコちゃん」の魅力に光を当てた企画展「ペコちゃんと横濱」が横浜人形の家(横浜市中区)で開催されている。2022年1月23日まで。

トキワ荘から生まれた少女マンガを集めた企画展

ミュージアムに足を運ぶ楽しさは、なんといっても、本物や精巧に復元されたレプリカなどが見られることにある。もう一つ大きいのは、学芸員はじめ彼らの発案した切り口や視点のユニークさに触れられることだろう。東京都豊島区南長崎にある「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」で開催されている「トキワ荘の少女マンガ」は、「その手があったか!」と、マンガファンをうならせる企画展となっている。12月5日まで。

みんなの憧れだった家電に見る昭和の暮らしぶり

人と電気、それを駆動力とした家電との関わりを、歴史を通じて明確に表現している言葉が、企画展のパンフレットに躍る。まず「憧れのかたち」というタイトルが言い得て妙だ。さらに、「家電は昭和の重要パーツ」「昭和は家電のジュラ紀である」「高度家電成長時代」「一億総電化」など、まさにポンと膝を打つフレーズが並ぶ。そんな興味深い企画展「憧れのかたちー家電に見る昭和の暮らし」が、東京・新宿にある「新宿歴史博物館」で開催中だ。8月29日まで。

時代を彩った演芸家の貴重な資料70点を公開

芸能は、国の宝である。残して後世に伝えることは、我々人類に課せられた使命でもあるのだ。伝統芸能・文化を残し過去と現在、そして未来へ共有するという重大な仕事を担っている国立演芸場(東京都千代田区)の1階・演芸資料展示室で「新収蔵資料展」が開催されている。長年にわたり篤志家などから寄贈された演芸に関する貴重な資料を紹介する企画展だ。7月25日まで。