より良い未来へ 負の財産から学ぶ人々の暮らし
人は過ちを犯す。最たるものは、我々人類が起こした戦争だ。大切なのは、自らの愚行を反省し、より良い未来の糧にすること。それを教えてくれる場所が、東京・九段下にある「昭和館」である。
visiting old, learn new
人は過ちを犯す。最たるものは、我々人類が起こした戦争だ。大切なのは、自らの愚行を反省し、より良い未来の糧にすること。それを教えてくれる場所が、東京・九段下にある「昭和館」である。
人生で必要なことはすべて「寅さん」で学んだ。 山田洋次監督は、「男はつらいよ」シリーズの中に、あらゆる要素を詰め込んだ。「人情」だとか「人の優しさ」は言うに及ばず、「業」までも彼はスクリーンの中に描いて見せた。映画全体を包んでいたのは、人間の営みに対するいとおしさだ。
ひとりの力では作り得ないものがある。「創業100年超」という歴史も、何人もの手を経て磨かれ、培われて初めてなし得ることだ。1914(大正3)年創業の「柳田写真館」は、現館主・柳田隆司さんの祖父・浅次郎さんが始め、100年を超えて今も生き続ける。神奈川・横須賀の丘の上で、地域の人たちと繋がりながら、彼らの人生のひとコマひとコマを活写し続けてきたのだ。
職人魂を持った職人がいる。立会川に店をかまえる「そば会席 立会川 吉田家」の店主、池田耕治さんだ。「金をもうけるのが職人じゃない。いい仕事をするのが職人なんですよ」
一瞬、己の目を疑った。 外観、入り口ともに紛れもなく銭湯。よく見ると「つりぼり」という看板がある。いぶかしげに中へ入ると、まごうことなき釣り堀が広がっていた。
普段なにげなく乗っている地下鉄も、ちょっと俯瞰(ふかん)して見ると、ただ人を運ぶためだけのものではないことに気づく。命はもとより、人の暮らしを運び、楽しみ、時には悲しみや苦しみさえも運んできた。
子供は、遊びから学ぶ。今も昔も同じだ。しかし、かつての遊びの中から学ぶものは、今より大きかった気がする。