レトロ建築探訪其ノ肆
第18回オリンピック競技大会が1964(昭和39)年に東京で開催された。第2会場となったのが、駒沢オリンピック競技場だった。駒沢通りから横に長い階段を上ると右に見えてくるのが陸上競技場(村田政真設計)、正面には五重塔をモチーフにした管制塔、左手には、神社仏閣の屋根を思わせる反(そ)りを取り入れた体育館がある。
visiting old, learn new
第18回オリンピック競技大会が1964(昭和39)年に東京で開催された。第2会場となったのが、駒沢オリンピック競技場だった。駒沢通りから横に長い階段を上ると右に見えてくるのが陸上競技場(村田政真設計)、正面には五重塔をモチーフにした管制塔、左手には、神社仏閣の屋根を思わせる反(そ)りを取り入れた体育館がある。
憧れを形にする。そんなロマンチックな発想で作り上げられた喫茶店が「古城」である。
歴史あるものを二つ掛け合わせると、全く新しい世界が展開される。江戸時代からガラス製品を作り続け、昭和に家庭のキッチンや喫茶店を席巻した花柄グラスをリメイクした「アデリアレトロ」と1964(昭和39)年に開業した日本を代表するホテルの一つである東京プリンスホテルが共演した「IN ROOM Retro“泊まれる純喫茶”」と銘打った宿泊プランである。7月31日まで。
ほんの小さな写真が、ある人にとっては、大切な一枚になる。写真とは本来そういうモノだし、プロマイドも然(しか)りだ。