サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史(東京・六本木)
retroism〜article128〜
「カワイイ」は世界の共通語⁉︎
カワイイ文化の成り立ちから発展に至るまでサンリオの目線で展示・解説している特別展「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」が東京・六本木の東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催されている。来年1月10日まで。
まず、エントランスを抜けると高さ約8㍍の巨大なオブジェ(シンボリックアート)「Unforgettable Tower」がお出迎え。Unforgettable Towerは「記憶の積み重なり」をイメージして、サンリオのキャラクターのぬいぐるみなどを用いて、アートディレクターでありアーティストの増田セバスチャン氏が同展のために制作したという。
会場に一歩足を踏み入れると目に飛び込んでくる巨大なオブジェ(シンボリックアート)「Unforgettable Tower」=©︎2021 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. SP610376
同展は六つのゾーンと10のテーマで構成されている。ZONE1は、日本のファンシー文化の秘密や、サンリオキャラの誕生の背景と過程を掘り下げている。ZONE2では、サンリオキャラの紹介、ZONE3では、誰もが一度は訪れたことがある「サンリオショップ」やギフト、機関紙とも言うべき「いちご新聞」について解説している。その他のZONEでは、各アーティストが同展のために制作したオリジナル作品や未来に向けたサンリオからのメッセージなどを紹介している。中には、レディ・ガガが着用して話題となったドレスを再現した展示も。