珠玉のヴィンテージカーに出会える専門店
「三度の飯より車が好きだし、それは今でも変わらないねぇ」。 悠々と椅子に腰掛けた「Vintage Car Yoshino」の代表取締役・芳野正明さんは、そう言った。
visiting old, learn new
「三度の飯より車が好きだし、それは今でも変わらないねぇ」。 悠々と椅子に腰掛けた「Vintage Car Yoshino」の代表取締役・芳野正明さんは、そう言った。
38インチフルレンジ2発が縦に並ぶ巨大なタンノイのスピーカーが、レジ奥に設置されている。音の解像力と分離のよさは言うに及ばず、圧倒的な音の生々しさに、ずっとその前に立ち続けていたいという思いに駆られる。
子供は、遊びから学ぶ。今も昔も同じだ。しかし、かつての遊びの中から学ぶものは、今より大きかった気がする。
「パラパンパンパンパン」 シリンダー内のピストンが上下して、軽快なエンジン音を奏でる。昭和30年代から40年代にかけて耳に馴染んでいた音だ。通称てんとう虫と呼ばれていたスバル360。それを主に扱うのが、「KATO MOTORS & Collection」である。
シャッターを切る瞬間のスリル、写真が仕上がるまでの期待感、そして画像を見た時の喜びや落胆……。フィルムカメラには、一連の時間の流れの中で、その都度感情移入できる醍醐味(だいごみ)がある。