
懐かしさと新しさに感動 令和のフィルムカメラ
PENTAX 17 ファーストインプレッション retroism〜article255〜 令和の時代にあえて発売されたフィルムカメラ「...
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PENTAX 17 ファーストインプレッション retroism〜article255〜 令和の時代にあえて発売されたフィルムカメラ「...
今や誰もがスマートフォンを所有し、いつでもどこでも写真が撮ることができる「一億総カメラマン」時代だ。撮った写真もその場で見られて、「今日のランチおいしかったよ」「この景色すごく奇麗」とか映える写真をLINEやインスタグラムなどのSNS(ネット交流サービス)にアップすれば、リア充を共有することができる。
「商品がなくなると、またヨーロッパに行ける。それを楽しみに毎日仕事してる感じだね。当然カメラ屋を巡るけど、一通り見て仕入れて、そのあと向こうの知り合いと飲む酒がまたうまいんだよな」
カメラはふた昔前まで銀塩だった。趣味としての用途はもちろん、戦場で職業カメラマンが仕事の道具として使ったのも当然のように銀塩である。中でも、後世に大きな足跡を残した一人が、報道写真家・沢田教一(1936−70年)だ。
あらゆるモノが時代とともに変わっていく。その幅はさまざまだが、写真・カメラ技術においては文字通り劇的だった。
魂を揺さぶる桜の写真をはじめ美しい日本の原風景と35ミリカメラ。写真家・竹内敏信氏を語る上で、必ず思い浮かぶ言葉だ。加えて、竹内氏はクラシックカメラのコレクターでもある。