みんなの憧れだった家電に見る昭和の暮らしぶり
人と電気、それを駆動力とした家電との関わりを、歴史を通じて明確に表現している言葉が、企画展のパンフレットに躍る。まず「憧れのかたち」というタイトルが言い得て妙だ。さらに、「家電は昭和の重要パーツ」「昭和は家電のジュラ紀である」「高度家電成長時代」「一億総電化」など、まさにポンと膝を打つフレーズが並ぶ。そんな興味深い企画展「憧れのかたちー家電に見る昭和の暮らし」が、東京・新宿にある「新宿歴史博物館」で開催中だ。8月29日まで。
visiting old, learn new
人と電気、それを駆動力とした家電との関わりを、歴史を通じて明確に表現している言葉が、企画展のパンフレットに躍る。まず「憧れのかたち」というタイトルが言い得て妙だ。さらに、「家電は昭和の重要パーツ」「昭和は家電のジュラ紀である」「高度家電成長時代」「一億総電化」など、まさにポンと膝を打つフレーズが並ぶ。そんな興味深い企画展「憧れのかたちー家電に見る昭和の暮らし」が、東京・新宿にある「新宿歴史博物館」で開催中だ。8月29日まで。
レトロイズムでは、ひと昔、あるいはふた昔前という切り口で、人の生き様のかけらを紹介してきた。取材に訪れた場所で語られた、多種多様のストーリーは、「昔は良かった」というような懐古主義的なものは一つもなかった。
20年以上通っていた「高野輪業」という名の自転車屋が横浜にあった。パンクなどは必ずそこで修理をしてもらっていた。古い店舗は、決してきれいとは言えず、まさに昭和の自転車屋という風情で、むしろボロボロといったほうが適切かもしれない。しかし、時を経なければ絶対に出てこない趣があった。
週末は、昭和へとタイムトラベル! 今回で10回目を迎える「昭和レトロ市 蚤(のみ)の市」が東京・人形町の綿商会館で、2月22日(土)と23日(日)に開催される。