戦前の報道写真でたどる昭和初期の社会や暮らし

 2025年は昭和元年から100年という節目の年であり、昭和という時代が遠く離れた過去となったことを改めて認識する年でもある。これらの貴重な写真に込められた社会の動きと時代の空気は、今もなお鮮明に語りかけてくる。展示された一枚一枚の写真に刻まれた物語を読み解くことで、昭和史への理解を深める貴重な機会となるだろう。

日本閣でのヒゲ自慢の会=裏面に「日本で一番髭をそらない男」と英語での解説がある。東中野駅前にあったWest53rd 日本閣は、結婚式場として有名だったが、大正91920)年に料亭として創業した。昭和101935)年に東京初の結婚式場を開設した。それから間もない頃の写真である。若いカップルだけでなくこうした髭のシニアも大切にしたことが窺(うかが)われる。春で背後に桜が咲いている。庭園には立派な建物が並んでいたが、戦災で全焼した。(昭和13415日、“The Associated Press”)

 開館は午前10時〜午後5時。入館無料。問い合わせは03・3261・0300(JCIIフォトサロン)。

【レトロイズム編集部】

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