木版画家が刻んだ戦前から戦後の昭和の情景


 37(昭和12)年に日中戦争が勃発すると、日本国民が一丸となって戦争に向かう体制が打ち立てられた。第2章「木版画による報国活動と版画集の制作」では、こうした状況下、銃後の生活を描いた井川洗厓「第七篇 銃後婦人」、各地から見た富士山を題材にした小泉癸巳男の版画集「あか不二」などを公開している。

「第一景 永代と清洲橋」(昭和大東京百図絵)=小泉癸巳男、1928(昭和 3) 年10月

 第3章においては、第二次世界大戦が終結を迎えると、日本は連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の占領下に置かれ、進駐軍が駐留することとなった。第3章「戦前への回顧と版画家たちの戦後復興」は、終戦直後に刊行された「東京回顧図会」全15点など、戦後の木版画を展示している。

 開館時間:午前10時〜午後5時半(入館は午後5時まで)。休館日:月曜日、5月7日(水)、※5月5日(月・祝)は開館。入場無料。問い合わせは、03・3222・2577。

【レトロイズム編集部】

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする