新宿西口広場（新宿）
（上から順に）①地下ロータリー、そして駐車場へと続く渦巻き状のスロープ。完成時には、新聞や雑誌に写真などで紹介され、その不思議な形に胸を躍らせた②1974（昭和49）年に完成した黒川紀章の手がけた新宿駅西口広場。地下から見上げると西口の高層ビル群が拝める③夕方になると、高層ビルを通り抜けてきた太陽光が広場にいろいろな表情を描き出す。写真の小田急百貨店新宿店本館は、新宿駅西口の再開発に伴い2022年9月末の営業終了後に解体されることが決まっている④歩道橋と地下をエスカレーターが結ぶ。アールにデザインされた屋根がついているのが、今となっては郷愁を誘うが、当時は斬新だったに違いない⑤バスターミナル。バス停に並ぶと行き先は見えないが、離れてみるとさまざまな行き先が一度に並ぶのが面白い。奥は塗り直してあるが、手前はさびたままだ