永遠の6歳「ペコちゃん」の魅力に迫る企画展

 頭をなでると、首を振る可愛らしさも人気に拍車をかけた。子供たちは、人形を見ると必ず近づき頭をなでていた。ペコちゃんは誰に対しても分け隔てなく首をゆらゆらと揺らした。驚いたことに、南極観測隊と共に現地へと同行したこともあるという。隊員たちが「ペコちゃんの頭をポンとなでて一息ついていた」という記録も残っている。それほどペコちゃん人気は、老若男女すべての人へと広がったのである。

横浜で不二家が創業した頃の様子も写真資料などで紹介。創業者・藤井林
右衛門が、元町に洋菓子店を1910(明治43年)に開業したのが始まりだ 

 今回展示されているのは、店頭に設置されていたペコちゃん人形や首振りペコちゃん、ミルキー関連グッズ、ペコちゃんイヤーズドールなど、懐かしさと楽しさを同時に味わえる。まさに、昭和から絶え間なく愛され続けるペコちゃんの魅力に迫る企画展となっている。

横浜人形の家オリジナルソフビ人形を限定販売。1万5400円

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