あの感動を再び アジア初の五輪を振り返る企画展

新宿歴史博物館(東京・新宿区四谷三栄町)

retroism〜article96〜

 あの感動を再び!

 1964(昭和39)年にアジアで初めて開催された第18回オリンピック東京大会は、戦後の高度経済成長を象徴する祭典だった。

 新宿歴史博物館(東京都新宿区四谷三栄町)地下1階企画展示室で、「オリンピックと新宿」と題した企画展が3月20日から開催される。5月23日まで。 

新宿歴史博物館所蔵資料展「オリンピックと新宿」のポスター

 新宿区内では、国立競技場(国立霞ケ丘陸上競技場)で開会・閉会式をはじめ、陸上競技、サッカー、馬術が開催された。サッカーは、同区内の秩父宮ラグビー場でも行われた。また、早稲田大学記念会堂(大隈講堂)は、フェンシングの会場として知られている。聖火ランナーやマラソンランナーも沿道の大声援を受けながら同区内を駆け抜けた。

会場内には貴重な資料や写真などがズラリ

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