古典が現代に蘇る装丁に酔いしれる サロンの顔も 2020/4/6 古本に恋して「吾輩は猫である」は、夏目漱石の処女作である。初版本は1905(明治38)年に出版したが、驚くべきはその豪華な装丁。誕生した裏には、漱石のヨーロッパでの体験があったと言われている。