懐かしの玉電に合える唯一無二の私設資料館
「おっ、写真撮るの? だったら帽子かぶらなきゃ」。そう言って、マニアなら垂涎(すいぜん)であろう帽子を頭にポンと乗せる。東急電鉄がかつて使用していたモノだ。そして間髪を入れることなく、「玉電と郷土の歴史館」館長・大塚勝利さんのマシンガントークがさく裂した。
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「おっ、写真撮るの? だったら帽子かぶらなきゃ」。そう言って、マニアなら垂涎(すいぜん)であろう帽子を頭にポンと乗せる。東急電鉄がかつて使用していたモノだ。そして間髪を入れることなく、「玉電と郷土の歴史館」館長・大塚勝利さんのマシンガントークがさく裂した。
音楽にはいろいろな聴き方があるし、あっていい。クリアな音を楽しむならCD。味のあるLPレコードも魅力的だ。一方、全く異次元の音色を堪能したいならSP盤へと行き着く。聴くためには蓄音機が必要だ。
「昔の車は、金属とゴムでできています」。いきなりそう切り出した代表取締役の竹村洋一さん。「ジャベル」で、シトロエンの中古および新車の魅力を発信し続けるスペシャリストだ。
Y字の木の枝にゴムをつけ、小石を飛ばす自作のおもちゃは、パチンコと呼ばれていた。どの年代の人までが遊んでいたかは定かではないが、少なくとも60歳前後の人ならば、いや50歳以上ならば、子供の頃の記憶に鮮明に残っているはずだ。
銭湯は現世における極楽浄土である。 湯船に浸かればいい気持ち。石鹸(せっけん)やシャンプーはいい匂い。お湯の中で手足を伸ばせるのは、家庭の風呂では味わえない醍醐味(だいごみ)だ。
秩父の人たちは仰天した。時は1967(昭和42)年。神社仏閣も多く、札所巡りで名を馳(は)せたこの土地に、まるでパリのパティスリーのような外観の店ができたのである。しかも名前は「パーラーコイズミ」だ。