昭和歌謡と懐かしグッズを肴に一杯飲る
「洒落(しゃれ)ている」という表現は奥が深い。格好がいいとか、垢抜けているとか、魅力的だという意味でも使われる。東京都渋谷区にある「代々木ミルクホール本店」は、まさに「洒落た」居酒屋と言えるだろう。いたる所に、昭和を匂わせるモノや仕掛けが施されていてゾクゾクするほど楽しい酒場なのだ。
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「洒落(しゃれ)ている」という表現は奥が深い。格好がいいとか、垢抜けているとか、魅力的だという意味でも使われる。東京都渋谷区にある「代々木ミルクホール本店」は、まさに「洒落た」居酒屋と言えるだろう。いたる所に、昭和を匂わせるモノや仕掛けが施されていてゾクゾクするほど楽しい酒場なのだ。
「牛乳だよおっ母さん」 ユニークな宣伝に、ニヤリとさせられる。よどみなく話す店主の梅原ふみいさんが説明を始めた。「綾小路きみまろのCD聴いていたら、『糖尿だよおっ母さん』ってのがあって、そこから思いついたのよ」。(「東京だヨおっ母さん」の)パクリのそのまたパクリだ。しかし、面白いから全く問題ナシ。店内外には、このような彼女の手書きでつづられた口上が至る所に貼ってある。「お菓子はね 心をいやす 必需品」「心に音楽 心に駄菓子 足りてますか」。秀逸なのは、「人が笑うのは 生きるため」。心にじんわりと染み込んでいくフレーズだが、これは駄菓子屋「梅原牛乳店」の根本的なポリシーだ。
1987(昭和61)年、テレビドラマ「あぶない刑事」は始まった。派手なアクションとジョークを交えた粋なせりふで大人気を博し、続編「もっとあぶない刑事」やスペシャルドラマ、映画も7本製作された。物語の舞台であるハマでタカとユージの足跡をたどった。
「横濱コレクターズモール」の店主・針生(はりう)龍一郎さんにとってアメリカは子供の頃から身近な存在だった。横浜に生まれた。本牧には、米軍のベースと日本人の住む街を区切る鉄のフェンスがあった頃だ。
ある物事や言葉に対しての受け取り方は人それぞれである。時代によっても意味合いが違ってくる。そんなことを改めて考えさせてくれたのが、「早稲田大学レトロ研究会」の面々である。
常日頃からレトロなモノ、味、空間、風景などを求めての街散策を趣味としている。特に昭和のレトロな近代建築に邂逅(かいこう)したときは、思わず足を止めてしまうことしばしば。
国産車が最も輝いていた時代、それは1960〜70年代ではないだろうか。 日本が世界に誇るスーパーカー、その頂点に君臨するのが2000GTだろう。トヨタとヤマハが技術の粋(すい)を結集して共同開発した。67〜70年にかけて製造され、生産台数はわずか337台。当時の価格は238万円で、現代に置き換えると2000万円に相当するという。