永遠の6歳「ペコちゃん」の魅力に迫る企画展

横浜人形の家(横浜・山下町)

retroism〜article123〜

「ママの味」はどんなに歳をとっても忘れ難い。実際、大人になってからもあの優しい甘さが懐かしくなって思わずミルキーを買ってしまう人も少なくないはずだ。そのミルキーの商品キャラクターとして誕生した「ペコちゃん」の魅力に光を当てた企画展「ペコちゃんと横濱」が横浜人形の家(横浜市中区)で開催されている。2022年1月23日まで。

  企画展「ペコちゃんと横濱」を意識して、ズ
ボンの裾にはアンカーマーク、オーバーオー
 ルの下はセーラー服、髪のリボンもブルーだ 

 つぶらな瞳、髪にはリボン、オーバーオールというスタイルが定番のペコちゃんは、最も有名かつ愛されているキャラクターのひとりだ。初期にはスカートや、季節の装いで登場したり、若き日の皇后・美智子さま(現上皇后)にあやかってテニスウエアを着たこともあった。

 頭をなでると、首を振る可愛らしさも人気に拍車をかけた。子供たちは、人形を見ると必ず近づき頭をなでていた。ペコちゃんは誰に対しても分け隔てなく首をゆらゆらと揺らした。驚いたことに、南極観測隊と共に現地へと同行したこともあるという。隊員たちが「ペコちゃんの頭をポンとなでて一息ついていた」という記録も残っている。それほどペコちゃん人気は、老若男女すべての人へと広がったのである。

横浜で不二家が創業した頃の様子も写真資料などで紹介。創業者・藤井林
右衛門が、元町に洋菓子店を1910(明治43年)に開業したのが始まりだ 

 今回展示されているのは、店頭に設置されていたペコちゃん人形や首振りペコちゃん、ミルキー関連グッズ、ペコちゃんイヤーズドールなど、懐かしさと楽しさを同時に味わえる。まさに、昭和から絶え間なく愛され続けるペコちゃんの魅力に迫る企画展となっている。

横浜人形の家オリジナルソフビ人形を限定販売。1万5400円

 イベントも盛りだくさんだ。人形の家の赤い靴広場では、「ペコちゃんと記念写真を撮ろう!」(12月5日、企画展チケットで無料)や11月24日〜12月17日(平日限定)で、ペコちゃんカフェ(ホットチョコレート)アートを楽しむこともできる。また、12月11日と12日には、数種類あるペコちゃんのアイロンシート選んでA4サイズのトートバックに貼り、自分だけのオリジナルエコバック作り体験(参加費500円)など、心躍る企画も目白押しだ。

ぺこちゃん人形が、会場に登場! 12月5日(日)には、一日3回
(午前11時、正午、午後2時、各回限定40人)の撮影会が行われる 

 甘いミルク味と共に、古くて新しいペコちゃんの世界に浸ってみてはいかがだろう。

 午前9時30分〜午後5時(最終受付午後4時30分まで)。月曜、年末年始(12月29日〜2022年1月1日)休館、企画展観覧料大人(高校生以上)900円、小中学生450円。問い合わせは045・671・9361(横浜人形の家)

【レトロイズム編集部】

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